東広島市に住むなら知っておきたい積雪量と気候のこと

東広島市に住もうと思っている方にとって、住むことを決めるポイントとしては子育て環境や近隣都市へのアクセス、環境など様々な要素があると思います。その中で、気候や積雪量といったポイントは意外に見落とされがちではないでしょうか。
そこで今回は住みやすさに関わる東広島市の気候や積雪量についてご紹介します。

〇東広島市について

気候などを紹介する前に、まずは東広島市の概要についてご紹介します。
東広島市は名前からわかる通り、広島県の中央部・広島市の東に位置する市で、人口は約19万４千人の比較的大きな街です。
東広島市は周囲を低い山々に囲まれており、大部分が盆地状になっています。市の南西部は平坦な地形になっており、南東部は瀬戸内海に面し、沿岸部に平坦な地形が広がっています。

〇東広島市の気候

東広島市は瀬戸内海に面しており、瀬戸内気候の影響を大きく受けた気候をしています。瀬戸内気候の特徴として、夏の季節風は四国山地に、冬の季節風は中国山地によって遮られ、年間を通して比較的湿度が安定しています。年間を通した降水量は他地域と異なり、少ないのが特徴で、年間1000~1600mm前後です。ただ広島県域は中国山地の麓であるため、他の瀬戸内気候地域と比べて冬の積雪量が多い特徴があり、路面が凍結することもしばしばあります。

東広島市は地形が北に高く、南に低いため、冬の気温と積雪量に差があり、広島県特有の冬に積雪量が多いという特徴を顕著に示す市でもあります。四季を通じて寒暖の差が少ないため、とても過ごしやすい地域となっています。

〇東広島市の積雪

東広島市は気候の項で紹介したように、瀬戸内気候の中でも広島県を中心に中国山地の麓という関係から冬に積雪量が多くなる地域のため、東広島市も例にもれることなく、冬は雪がよく降ります。特に寒気が厳しい時期は雪が10㎝以上積もることもあり、空港が使用不可になり欠便になったり、積雪のため道路が使用できなくなったりすることがあります。

しかし、北陸や東北などの豪雪地帯に比べ、積もるのは年に数回のため、冬季でも住みやすい街と言えるでしょう。

〇注目！東広島市の夏

東広島市の中心地域は標高が200m付近ところが多く、広島市に比べ夏は涼しく過ごしやすい地域です。標高が100mあがると0.6度涼しく感じます。

東広島市は瀬戸内気候に属し、四季を通して住みやすい気候の街です。また夏もお隣の広島市よりも涼しく、冬も年に数回雪が積もる程度です。とても住みやすい気候の街ですので、お住まいをお探しの方はぜひ検討してみてくださいね。