東広島市から広島市内へのアクセス方法と気になる利便性

広島市のベッドタウンとして近年発展の続く東広島市。
広島大学や広島国際大学など大学のキャンパスが集まる学生の街としても知られています。
通勤や通学、また、お出かけなどで広島市街へ出向く機会も多いことでしょう。

そこで今回は、東広島市から広島市街地までのアクセス方法をいくつかご紹介します。

□車で移動する場合

車で移動する際は、市中部、東部からであれば西条インターを、市西部からであれば志和インター経由で山陽自動車道を利用するのが一般的です。
西条駅、広島大学から広島駅までは約40分でアクセスできます。
なお、一般道経由で向かう場合は1時間以上かかります。

また、東広島周辺は標高が高く、山に囲まれた土地にあるため、冬には低温による凍結で、道路が通行止めになることがある点には注意が必要です。

東広島―広島間はJR山陽本線で繋がっているため、電車一本でアクセス可能です。
朝の通勤時間帯には1時間に6～7本と本数も充実しています。
西条駅―広島駅間の所要時間は、通勤快速利用時なら約30分、普通電車利用時は約45分となっています。

市西部から広島市内へアクセスする際は、広島バスセンター広島大学間で運行されている高速バスの利用も可能です。
運行本数は1時間あたり1本、広大正門前から広島バスセンターへは約1時間で到着します。

また、市東部にある西高屋駅と広島バスセンターを結ぶ高速バスも運行されています。
運行間隔は約1時間半、広島バスセンターと西高屋の間を1時間強で結びます。

市南部には山陽新幹線東広島駅があります。
こだまのみが停車する駅なので朝方は30分に１本、昼間は1時間に1本のみの運行ですが、広島駅までなんと10分でアクセスできます。
東広島駅周辺に家を構え、広島駅まで新幹線通勤をするのもよいでしょう。

なお、東広島の市街地からは少し離れた場所にあるので、西条周辺から広島市内へアクセスする場合は在来線を利用する方が便利でしょう。

ご覧の通り、東広島市内から広島市へは4つの手段でアクセス可能です。
電車もしくは車でのアクセスが一般的ですが、市西部、東部にお住まいの方は高速バス、市南部にお住まいの方は新幹線利用も便利です。

なお、紙屋町、本通りなど広島市街へ直接アクセスできるのは広島バスセンターを利用する高速バスのみです。
他の方法を利用する場合は市内で市電に乗り換える必要がありますのでご注意ください。