東広島市の賃貸物件について|引っ越しの際の盛り塩の方法とは?
東広島市へのお引越しを検討中の方は、盛り塩の方法についてご存知でしょうか?
「盛り塩って名前は聞いたことはあるけどそもそも何?」
という方も多いと思います。
引っ越しのいろんな手続や片付け、荷造りで忙しい中だとは思いますが、盛り塩は前の住人がすんでいたところに入居するときにはぜひとも行いたい神聖な行為です。
簡単に方法もご紹介しますので、気になる方は取り入れてみてください!
□そもそも盛り塩とは?
「なんか入居するときにやるものらしい」というのは聞いたことがあっても、そもそもの由来などをご存知の方は少ないと思います。
盛り塩とは小皿に三角形や円錐型に塩を盛って、それを玄関先に置く風習のことです。
意味としては縁担ぎ、厄除け、魔よけ、おはらいなどの意味があります。
由来としては諸説ありますが、中国の昔の皇帝にまつわる故事からきているようです。
その皇帝にはたくさんの妻がいて、どの妻のもとへ泊りに行くかは牛車に乗って牛が止まったところによって決めていました。
そこである妻が、自分の家の前に塩を盛り、それを牛がなめて止まるように仕向けて皇帝を独り占めできるようにしました。
このことから、盛り塩には幸運、福をもたらす効果があると言われ、やがて日本にも伝わりお清めのために使用されるようになったと言われています。
賃貸だと前にも人が住んでいた場合が多いので、お清めの目的で行われ、引っ越しの時以外にも飲食店などの商売繁盛のために設置されることが多いようです。
□盛り塩の方法
お清めのための盛り塩ですが、やり方を間違えると逆効果になることもあります。
きちんと正しいやり方で行いましょう。
まず盛り塩に使用される塩ですが、海水由来の天然の粗塩が望ましいです。
市販の塩にはいくつか種類があるので購入の際に確認しましょう。
また、神社で盛り塩専用の塩が売られていることもあります。
次に盛り方ですが、小皿の上に三角形や円錐型に盛るのが一般的です。
おおさじ3以上盛り、霧吹きで湿らせるなどして形作りましょう。
そして設置場所ですが、玄関の内側でも外側でもどちらでも大丈夫です。
2つで1セットになるので、両サイドに置きましょう。
これで玄関はお清めできますが、部屋の中までは効果がありません。
心配でしたら邪気の溜まりやすい部屋の4つ角において対策しましょう。
最後に処分方法ですが、盛り塩は設置が毎日取り換えるか、3時間ほどで撤去してしまうのが良いです。
処分しないと邪気が再放出されてしまいます。
処分方法は普通にゴミとしてすぐに回収してもらうのが1番よいでしょう。
□さいごに
今回は盛り塩とは何なのか、またその方法をご紹介しました。
意外と簡単にできるので、新生活を気持ちよくスタートさせるためにもぜひ、やってみてくださいね。