賃貸契約更新しないとどうなる!?東広島で物件を探す人へ!
「賃貸契約を更新しないとどうなるの?」
「契約を更新するときの注意点は何?」
「部屋を退去するときにしておかなければならないことはあるの?」
今回は、東広島の方に向けて、賃貸契約において更新をしない時、する時の注意点、退去時の手続き等をしっかり解説していきます。
□賃貸契約の更新について
*更新をしない場合
前提として賃貸の契約更新は2年です。
満期終了の3~4ヶ月前に管理会社や大家さんから連絡が入ります。
そこで、このまま契約を更新するのか、引っ越しで退去するのかという取り決めが行われます。
しかし、通知後に当人から更新を継続する旨の通知がない場合は、更新前と同一の条件で契約続行となります。
これを「法定更新」と呼びます。
契約を終了する際には、借人に退去する旨を伝えるようにしましょう。
□契約更新時の注意点
更新の際に必要になるのが
・更新料
・更新手数料
・火災保険料
になります。
これらについての詳細は大家さんや管理会社、賃貸借契約を結んだ場合は契約書の約款部分に明記されてありますのでご参照ください。
また更新料の支払いは地域別に異なります。
国土交通省が発表している「民間賃貸住宅実態調査」によると、広島県の場合は支払いが平均で20%以下、平均金額は0.2ヶ月分です。
一方で、東京の場合は支払いが平均で65%、平均金額が1ヶ月分です。
*更新料の支払いを拒否する場合
すぐに退去になる可能性は低いですが、
裁判を起こされたり、退去時に敷金から差し引かれたりする可能性があります。
*更新料の減額交渉は可能?
原則不可能です。
しかし、更新料がかなり高額負担になっている場合には、一度大家さんに相談してみましょう。
実際に「減額ができたケース」や「次回以降の更新料をなしにする」といった事例が存在します。
日頃から近隣住民と仲良く、きちんとした暮らしをしていれば快く話し合いに応じてくれるでしょう。
□退去時するべきことと注意点
まずは、大家さんに「退去します」と連絡を入れましょう。
合意が取れれば、部屋の状況を確認します。
傷がついた部分は、実際に「自分が付けたのか」「元々あったのか」を調べ写真に収めましょう。自身の行いであれば補修費用が請求されますので注意が必要です。
次に鍵の返却を行います。合鍵がある場合はそちらも返却してください。
これらの手続きが終了すれば書類に印鑑を押して退去完了となります。
□まとめ
今回は、賃貸契約の更新をしない場合どうなるのか、契約更新時の注意点、退去時すべきことについて解説しました。
当社では、賃貸についての専門家が多数在籍しております。
分からないことがあれば、ぜひ一度、当店へお越しください。