東広島市の制度や環境から探る、東広島市の子育て事情
広島市から東へ約40キロ、広島のベッドタウンとしても機能している東広島市。
JRや新幹線の利用で広島市内へ手軽に通勤できることから、働き盛りの子育て世代にもピッタリの街です。
利便性においては子育て世帯にとって素晴らしい街といえますが、市のバックアップなど街の子育て環境はどうなのでしょうか。
そこで今回は、市の制度や街の環境から東広島市の子育て事情を探ります。
□東広島市の子育て支援(支援金等)
東広島市では、子育て世代に対する補助金や料金控除を用意しています。
*児童手当制度
まず始めにご紹介する制度は、市内在住の15歳以下の子供に対する児童手当の支給です。
子供の年齢、また子供の数に応じて1ヶ月あたり10000円から15000円が支給されます。
一定所得以上の所得を得ている世帯に対しては減額支給される点に予めご注意ください。
*医療費控除制度
児童手当に加え、乳幼児、また、1人親世帯の子供に対して医療費の払い戻しを行っています。
市役所窓口での申請が必要な点、保険適用外の医療費は対象ではない点にはお気をつけください。
□東広島市の子育て支援(サービス等)
東広島市では、金銭的なサポートのみならず、独自のサービスによって子育て世代を支援しています。
*出産・育児サポートセンター
東広島市役所内には、「出産・育児サポートセンター」という保険コーディネーター在駐の子育て相談窓口が設けられています。
ここでは、育児に関する悩みを抱えた親御さんの悩み解決を行っています。
窓口や電話、家庭訪問での育児相談、妊婦向けのマタニティ教室や乳幼児をお持ちの方向けのクッキング教室、親子で参加できる月替わり講座など、様々な形で子育て中の親御さんをサポートしています。
*子育てサークル・子育てサロン制度
東広島市では、市内で子育てに取り組む親子同士の交流や地域ぐるみでの子育てに取り組む団体を「子育てサークル・サロン」に認定する制度を導入しています。
認定された団体は、市による広報活動や、生涯学習センター・地域センターの利用料免除を受けることができ、親子間また地域間での活発な交流や情報共有に一役買っています。
ご覧頂いた通り、東広島市では金銭面だけでなく、様々なサービスや企画を通じて、子育て世代を積極的に支援しようと試みています。
広島市街へ簡単にアクセスできる上、豊かな自然にも囲まれ、子育て支援も充実している東広島市は、子育てするのにうってつけの街といえるでしょう。