自分の家財を守る家財保険を比較|東広島市の賃貸不動産屋が解説
「家財保険ってどんな種類があるの?」
家財保険についてよく分からないまま、大家さんにすすめられて保険に加入してしまう方がいらっしゃいます。
しかし、会社によって家財保険にはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。
そこで、今回はそれぞれの家財保険の特徴を比較してみます。
ぜひご一読ください。
□家財保険を比較してみよう
会社によって様々な家財保険がありますが、今回はおすすめの2つの保険をご紹介します。
以下の保険には、全て第三者や大家さんへの賠償責任保険がついているからです。
*お部屋を借りるときの保険
日新火災海上保険株式会社の保険です。
基本補償は以下の3つです。
・火災、落雷、破裂、爆発
・風災、ひょう災、雪災
・盗難、水濡れ
また費用保険金には、修理費用や損害防止費用、片付けにかかる費用なども含まれています。
この保険は、大家さんへの賠償額は2000万円、第三者への賠償額は1億円まで補償してくれます。
*新すまいRoom保険
ジャパン少額短期保険株式会社の保険です。
この保険は「お部屋を借りるときの保険」にある基本補償に加えて、
・水災
・いたずら
も補償してくれます。
また、費用保険金の種類が多いのも特徴の1つです。
ドアロックや洗面台、ガラスや便器、浴槽の交換費用や、非難費用なども含まれています。
賠償責任保険は第三者と大家さんへの賠償額を合わせて1000万円まで保証してくれます。
□家財保険で気をつけるべきポイント
*住宅が明記物件かどうか
引越し先に持っていくものに、貴金属や骨とう品などが含まれていませんか?
家財の中でも30万よりも高価な品物は「明記物件」と呼ばれ、実は家財保険では補償できません。
そのため、明記物件を申告して保険証券に明記されるようにする必要があります。
住宅に合った保険に加入するためにも、どういった保証が必要なのかリストアップしてみてください。
*借家人賠償責任保険がついてくるかどうか
賃貸アパートに住んでいて、コンロの火を放置したせいで、火災が発生したとしましょう。
賃貸住宅を出るときには、必ず借りた部屋を入居前の状態に戻さなくてはいけません。
元通りにできない場合は、元に戻すためにかかる費用を支払う必要があります。
火災の被害が小さければ、自分で費用を支払らえるかもしれませんが、賠償する金額が数千万ともなると自分で支払うのは難しいですよね。
そこで、賃貸契約をするときに加入しておきたいのが、借家人賠償責任保険です。
この保険では、先ほど説明した大家さんへの賠償責任を補償してくれます。
大家さんにすすめられて家財保険とあわせて加入することが多いですが、自分でもちゃんとこの保険に加入しているかどうか確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、家財保険の比較とポイントについてご紹介しました。
賃貸住宅でも保険は自分で選ぶと権利があります。
賃貸の契約ですすめられた保険についてよく考えて、ぜひ住宅に合った家財保険を選んでみてください。