東広島市で賃貸を探している方必見!賃貸契約での口約束の有効性について解説
「賃貸契約で口約束は有効になるのか」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
実際に、口約束が有効になるかどうかは気になるところですよね。
そこで、今回は口約束で賃貸契約は成立するのかについてご紹介いたします。
□口約束でも賃貸契約は有効である
口約束でも賃貸契約は成立します。
賃貸借とは、当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約束し、相手方がこれに対して賃料を支払うことを約束することを内容とする契約のことです。
つまり、このようにお互いの合意の元で賃貸の契約を結ぶ際には必ずしも書面を交わす必要がある訳ではありません。
実際に、大家さんが部屋を貸してくれるという話を聞いて、借主が承諾すれば賃貸物件の契約が成立します。
しかし、口約束では契約内容までは証明できないことに注意しましょう。
口約束であるため、契約をしているという事実は証明できたとしても、その詳細な契約内容を立証することは非常に難しいです。
また、何かしらの損害が発生し損害賠償請求をする際にも証明書類が残っていないため、実際にどのくらいの損害があったのかを計算が難しくなるというケースもあります。
このように契約内容までは証明できないことで様々なデメリットが生まれてくるので注意が必要です。
□賃貸借契約をする際には、どんな約束をしたのかをきちんと記録として残しておく必要がある
賃貸契約で口約束は有効です。
しかし、口約束だと大家さんと借主の間で契約に関して認識のずれが起こった際に契約者間でトラブルが起きる可能性があります。
そのため、賃貸借契約を結ぶ際には、約束の内容を記録として残しておくことが重要です。
仮に言った言わないの問題が発生したとしても、あらかじめ書面に契約内容を残しておくことでそのようなトラブルに対処できます。
都合が悪くなると自分勝手に契約内容を捻じ曲げて自分の意見を通そうとする人間も中にはいます。
言った言ってないといったトラブルを起こさないためにもどのような取り決めを契約者間で決めたのかを書面や記録媒体に保存しておくことは大切です。
□まとめ
今回の記事で口約束での賃貸契約の有効性について分かっていただけたのではないでしょうか。
口約束での賃貸契約は有効であるが、どのような約束をしたのかが記録として残らないため、注意が必要ですね。
また、東広島市やその近辺の賃貸をお探しで賃貸契約のことでお悩みの方はぜひ当社に一度ご相談ください。