広島にお住まいの方に酒の街西条をご紹介します！

広島と言えば宮島や尾道といった観光地が真っ先に出てきますが、他にもたくさんの魅力あふれる場所があることをご存知でしょうか。
今回は、その中でも東広島にある西条という街についてご紹介します。
西条は日本でも指折りの酒造りの街です。
東広島に引っ越しをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

□西条とはどんな街か

広島県のほぼ中央にある東広島でも1番賑わいのある街である西条は、近年教育機関の設立や交通機関の発展によってますます注目を集めています。

そんな西条ですが、実は日本でも有数の酒造りの街として知られているのをご存知でしょうか。
西条の酒蔵で作られた日本酒は、全国新酒鑑評会(旧全国清酒品評会)から毎年高い評価をもらっています。
その品質の高さから、西条は兵庫県の灘、京都府の伏見と並び日本三大銘醸地の1つとして数えられています。

西条にある酒蔵の特徴は、JR西条駅から半径約1キロメートルの範囲になんと8つもの蔵元が密集してある点です。
ここまで酒蔵が密集している例は他になく、非常に珍しい街だと言えるでしょう。

最近ではその蔵元を回るコースも設けられており、酒造りの街を存分に楽しめます。
また、各酒蔵では試飲が体験できる場所やカフェを併設して、お菓子やグッズを販売しているなど、様々な工夫が施されています。
そのためたくさんの人が毎年西条を訪れています。

□毎年西条で行われる酒まつりとは

そんな酒造りの街西条では、毎年10月に全国から約1000もの銘柄を集めた酒まつりが開催されます。
酒まつりの歴史は、1979年から始まった「みんなのまつり」と、1972年から始まっていた「西条酒まつりが」一緒になって現在の酒まつりになりました。
そこではその約1000にも上る銘柄を味わうことができる他、各酒蔵で工夫を凝らした催し物が開催されており、毎年20万人ほどが訪れて賑わいを見せています。
その他、西条の日本酒をふんだんに使った郷土料理である美酒鍋も食べられるなど、酒まつりでは西条の良さが全て体験できるでしょう。

このように、西条では酒を通して町おこしを図っており、お酒好きの人には特におすすめの街です。
西条を訪れる際は、ぜひ酒まつりに参加してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は西条の街についてお話ししました。
西条は酒造りで有名な街であり、毎年酒まつりを開催して多くの人に訪れられる賑やかな街です。
東広島へ引っ越しをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。