契約前の準備について
入居審査が終わったら次は契約に進みます。
契約に必要な書類やお金をしっかり把握して準備しましょう。
必要書類
連帯保証人を立てるか、保証会社を利用するかによって異なります。
連帯保証人を立てる場合は契約書へ実印での押印が必須となりますので、連帯保証人様の印鑑証明書が必要になります。
保証会社を利用する場合は、多くの場合、申込時に運転免許証を提示するだけの本人確認でOKです。
契約者の住民票が必要な場合もありますので、申込時に確認してみて下さい。
初期費用を準備
契約時の初期費用は、敷金・礼金・仲介手数料(1か月分)・保証料・火災保険料・前家賃1か月分です。
契約時の賃料の計算は月単位ではなく日割りで計算することができます。家賃に無駄が出ないよう、引っ越しをする当日か前日を指定して日割り計算をしてもらってください。
保証料は概ね賃料の30%程度が相場です。
火災保険料は部屋の広さによって異なります。2年間分一括払いで15,000円~25,000円程度をご準備下さい。
火災保険料は必要ないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、万一の事故に備えて必ず加入してください。ほとんどの物件で火災保険の加入は必須となっています。
火災をおこしてしまった際の建物の賠償責任を補償する、というのはもちろんですが、他にも外出中に洗濯機のホースが抜け落ちて水が噴出し、下の部屋を水浸しにしてしまったというケースなども補償されます。
敷金・礼金とは?
契約時の初期費用として敷金・礼金というものがあります。
敷金はあくまで退去時の原状回復費用や家賃の未払いを担保するもので、家主さんに預け入れるものです。
退去時には、原状回復費用を差し引いて返却されます。原状回復費用がいくらかかるかは、契約書類に記載されていますのでしっかり確認しましょう。
東広島での敷金の相場は0-2か月分といったところです。
礼金は古くからある習慣で、家主さんに「入居のお礼」としてお支払いするものです。住宅難の時代に大家さんに対して「よろしくお願いします」という気持ちを込めてお支払いしていた習慣です。こちらは支払い後返却されることはありません。
東広島での礼金の相場は0-1か月分です。新築物件の場合は礼金が2か月分ということもあります。
上記のように、敷金と礼金では意味が全く異なりますので、初期費用の総額はもちろんのこと、敷金と礼金がそれぞれ何か月分かということも確認しましょう。