退去時の敷金返還トラブル、原状回復トラブルを未然に防ぐために、国土交通省はガイドラインを公表しております。
知っているという方も多いかと思いますが、判例や賃貸人・賃借人の負担割合なども記載がありますので
退去前に是非読んで頂きたい資料の一つではあります。
ただ、このガイドラインにも記載があるのですが
■契約の内容について行政が規制するのは適当ではないとあり、ガイドラインはトラブル未然防止の為とりまとめたものとあります。
ガイドライン冒頭記載の位置づけとして
●契約自由の原則を優先、行政による規制はしない。
●ガイドラインはあくまで指針、「法的強制力」はない。
●契約内容などは「個別に判断決定」すべき。
ガイドラインはトラブル解決の指針として公表はしていますが、法的拘束力はないとしており、当事者間の契約を優先しております。
裏を返せば民法・借地借家法などに抵触しなければ、当事者間にて締結した契約は有効とされます。
ネクストホームでは契約時に退去時の修繕工事に関る覚書を交付しております。
ここに退去時にかかる費用がしっかりと掲載されておりますので、よく確認してからサインをしてください。
入居時に預けた敷金はいつ、いくら戻ってくるのか、これが一番不安な点です。
退去して3ヵ月以上経つが敷金が返ってこないという相談を受けたこともあります。
ネクストホームでは、退去後1カ月以内に敷金精算書を交付し、お客様指定の口座へお振込みさせていただいておりますので、ご安心ください。